事業再構築補助金審査項目解説（まとめ）

おはようございます！マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

これまで13回にわたり連載をしてきた事業再構築補助金審査項目をまとめます。

スポンサーリンク

事業再構築補助金審査項目=事業化点

事業化点とは、実現可能性の高い事業計画になっているかどうかを評価する審査項目です。

事業再構築補助金事業化点①

本事業の目的に沿った事業実施のための体制（人材、事務処理能力等）や最近の財務状況等から、補助事業を適切に遂行できると期待できるか。また、金融機関等からの十分な資金の調達が見込めるか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金事業化点②

事業化に向けて、競合他社の動向を把握すること等を通じて市場ニーズを考慮するとともに、補助事業の成果の事業化が寄与するユーザー、マーケット及び市場規模が明確か。市場ニーズの有無を検証できているか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金事業化点③

補助事業の成果が価格的・性能的に優位性や収益性を有し、かつ、事業化に至るまでの遂行方法及びスケジュールが妥当か。補助事業の課題が明確になっており、その課題の解決方法が明確かつ妥当か。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金事業化点④

補助事業として費用対効果（補助金の投入額に対して増額が想定される付加価値額の規模、生産性の向上、その実現性等）が高いか。その際、現在の自社の人材、技術・ノウハウ等の強みを活用することや既存事業とのシナジー効果が期待されること等により、効果的な取組となっているか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金審査項目=再構築点

再構築点とは、効果的な再構築の取り組みとなっているかどうかを評価する審査項目です。

事業再構築補助金再構築点①

事業再構築指針に沿った取組みであるか。また、全く異なる業種への転換など、リスクの高い、思い切った大胆な事業の再構築を行うものであるか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金再構築点②

既存事業における売上の減少が著しいなど、新型コロナウイルスの影響で深刻な被害が生じており、事業再構築を行う必要性や緊要性が高いか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金再構築点③

市場ニーズや自社の強みを踏まえ、「選択と集中」を戦略的に組み合わせ、リソースの最適化を図る取組であるか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金再構築点④

先端的なデジタル技術の活用、新しいビジネスモデルの構築等を通じて、地域のイノベーションに貢献し得る事業か

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金審査項目=政策点①

政策点とは、行政として政策的に重要視しているものと合致する取り組みであれば加点をするという審査項目といえます。中小企業庁経営支援部長村上敬亮氏によると「基本はここまで（事業化点と再構築点）で（採択が）ほとんど決まります」と説明をしているところから、政策点の得点配分はもしかしたら事業化点や再構築点の得点配分と比べて低いのかもしれません。

事業再構築補助金政策点①

先端的なデジタル技術の活用、低炭素技術の活用、経済社会にとって特に重要な技術の活用等を通じて、我が国の経済成長を牽引し得るか

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金政策点②

新型コロナウイルスが事業環境に与える影響を乗り越えてV字回復を達成するために有効な投資内容となっているか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金政策点③

ニッチ分野において、適切なマーケティング、独自性の高い製品・サービス開発、厳格な品質管理などにより差別化を行い、グローバル市場でもトップの地位を築く潜在性を有しているか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金政策点④

地域の特性を活かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する経済的波及効果を及ぼすことにより雇用の創出や地域の経済成長を牽引する事業となることが期待できるか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

事業再構築補助金政策点⑤

異なるサービスを提供する事業者が共通のプラットフォームを構築してサービスを提供するような場合など、単独では解決が難しい課題について複数の事業者が連携して取組むことにより、高い生産性向上が期待できるか。また、異なる強みを持つ複数の企業等（大学等を含む）が共同体を構成して製品開発を行うなど、経済的波及効果が期待できるか。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。