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【ISO内部監査レベルアップ講座】"測定機器の校正"を内部監査する(2)

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村です。

今回から、ISO内部監査レベルアップ講座として、ISO9001やISO14001の内部監査を効果的にやるためのポイントを解説したいと思います。"測定機器の校正"の内部監査2回めの今回は、内部監査の留意点を説明します。

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測定機器の校正の内部監査の着眼点

こうした測定機器の校正を内部監査する際には、どういうところに注目をしたらよいでしょうか。

まず最初の点は「本当は校正が必要なのに、校正対象となっていない測定機器がないか」という点です。

ISOでは、全ての測定機器を国家計量標準に対してトレーサブルにしなさいと言ってるわけではありません。ISO9001:2015 7.1.5.2項にも書いていますが、端的に言うと、お客さんから求められている場合や、測定値が正しいことを保証しなければならない場合は、トレーサビリティをちゃんとしなさい、と言っています。

例えば、工程内の最終検査や出荷前検査などで使う測定機器はしっかりと校正をしないといけないでしょうけど、作業中のちょっとした目安として使っているだけの測定機器は、必ずしも国家計量標準に対してトレーサブルにしなくてもOKなのかもしれません。

このあたりは企業がリスクを分析した上で判断すればOKです。しかし、本当は校正が必要な、正しい値の測定をしないといけないものなのに、校正をやっていない、というのはまずいですよね。そういったものが現場にないかどうかを内部監査で確認をするというのが、この1点目です。

全部調べるのは大変なので、現場で使っている測定機器をいくつかランダムに選んで、どういう用途で使っているか、校正はしているか、もし校正をしていないのであれば、なぜしていないのかという理由を尋ねるような監査のしかたでしょうかね。

2点目は、校正期限を過ぎても校正されていない測定機器がないかをチェックすることです。測定機器には次回の校正予定や校正期限のシールなどがはられていると思いますが、すでに期限切れのものがないかどうかを、現場でいくつか選んで確認するというやり方です。

3点目は、国家計量標準にトレーサブルな証拠書類が揃っているかのチェックですね。これも全てやるのが望ましいでしょうけど、時間がなければサンプリングでもよいです。先程のスライドでお見せした証拠書類の3パターンのうち、できればパターン①か②の書類が揃っているかどうかを確認できるといいですね。

4点目は、測定機器の保管方法の確認ですね。測定機器は落としたりぶつけたり、熱膨張等でずれることがあります。そうならないような場所、置き方をしているかという確認をするのも内部監査の着眼点でしょう。

5点目は、社内校正の場合のチェックに関してです。コストやスピードの関係で、ノギスやマイクロメーターは社内校正をしていて、ブロックゲージだけを社外の校正に出すというやり方をしているところもあると思います。

特にブロックゲージを2セットや3セット、複数所有しているような場合、このノギスはどのブロックゲージで校正をしたのかというつながりが、はっきりとわかるような記録があるか、というチェックをすることですね。

それだけではなく、手順どおりに校正をやっているかを見せてもらったり、社内校正の記録もしっかり保持しているかを確認する必要もあるでしょう。校正をする人の教育訓練の記録や、力量の評価結果などもチェックする必要があるでしょうね

6点目は、測定機器管理台帳のチェックです。特に測定機器ごとの校正周期、有効期限、前回校正実施日等の記入の漏れ・抜けがないか、そして現物に貼っているシールなどとの食い違いがないかどうか、などもチェックの対象になりそうです。

測定機器の管理ソフトを使うのも一つの方法

測定機器の校正は奥が深いですよね。本当に測定機器まわりに関しては、不適合がめちゃめちゃ発覚しやすいと個人的には思っています。

やっぱり管理するのが煩雑だからなんでしょうね。私は見たことが無いんですが、最近では測定機器の管理ソフトやクラウドサービスみたいなものもあるようですね。校正期限が迫ってきたらアラームを出してくれるみたいな便利な機能もあるようです。

こうしたものを使ったほうが、もしかしたら管理もしやすくなるのかもしれませんね。

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