おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
生成AI(ChatGPTなど)は、仕事に使うととても便利なのですが、具体的に何をどうすれば便利なのかをうまくまとめている2つの資料を見つけました。「中小企業のための「生成AI」活用入門ガイド」と「文系でもできるChatGPTデータ分析」について紹介します。めちゃくちゃ優秀な資料ですよ!
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「中小企業のための「生成AI」活用入門ガイド」(東京商工会議所)について
「生成AI活用入門ガイド」は、東京商工会議所が中小企業・小規模事業者向けに作成したものです。ChatGPTをはじめとする生成AIの基本(生成AIとは何か、中小企業にどのような利点があるか、注意すべきこと)を解説し、中小企業が生成AIを利用して業務効率化や競争力強化を図るための具体的なアイデアや事例を紹介しています。
また、生成AI(ChatGPT)の操作手順についても丁寧に説明されています。毎日ChatGPTを使っているぼくも知らなかったことがたくさん(しかも初心者にも分かりやすく)書かれていて、めちゃくちゃ実用的です。
この資料は、以下のリンクからご覧いただけます。
「中小企業のための「生成AI」活用入門ガイド」のすごいところ3選
1.具体的な事例を示しているところ
実際に生成AIを活用している中小企業の具体的な事例が多く含まれていて、どのようにChatGPTを実業務に活用すればよいか、イメージしやすくなっているところが、この資料の一番のウリだと思います。試しに例をご覧いただきましょう。
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https://www.tokyo-cci.or.jp/chusho/tcci_generativeai_guide_for_smes_ver04.pdf P36
2.詳細な手順が書かれているところ
初心者でもすぐに利用できるように、生成AIの導入方法や注意事項についての詳細な手順がわかりやすく説明されています。これも例をご覧いただきましょう。
以下はオプトアウト(学習機能のオフ)の設定方法です。これを使っていると、うっかり機密情報などをプロンプトに入力したとしても、多少安心できます。(それでも機密情報は入力しないでね)
3.実務に役立つ切り口が網羅されているところ
業務効率化や売上向上など、現場での具体的な活用例が多岐にわたり紹介されているところですね。すぐに実務で応用できそうじゃありません?
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https://www.tokyo-cci.or.jp/chusho/tcci_generativeai_guide_for_smes_ver04.pdf P30
「文系でもできるChatGPTデータ分析」(NewsPicks)について
この資料「文系社員でもデータ分析できる生成AIマニュアル」は、NewsPicksというネットニュースメディアのAI学習コミュニティ「OUTPUT CAMP meets AI」のメンバーが作成したものです。ChatGPTの「Advanced Data Analysis」機能を活用したデータ分析の方法を解説していますが「文系でもできる」と書かれているように、データ分析の初心者にもめちゃくちゃわかりやすく、具体的に書いてくれているのが特徴です。業務事例(WEBマーケティング、販売、採用など)も書かれているので、初心者でも簡単にデータ分析ができますね。
(※ファイルサイズが120MBくらいありますので気をつけてください)
「文系でもできるChatGPTデータ分析」に乗っているデータ分析例
この資料には5つの事例が載っていますが、そのうちの「web広告の運用結果をChatGPTで解析してみた」について、実際の資料をご覧いただきましょう。
プロンプトの実例も書かれているので、利用方法がイメージしやすいですよね。
プロンプトだけではなく、そのデータを分析するうえでの基礎的な注意点も書かれています(これは文系・理系に関係なく、そのデータ分析をするうえでは体系的に学ばなければならないポイントですね)