おはようございます!マネジメントシステムオフィスいまむらの今村敦剛です。
少し前になりますが、2月17日、神戸市は令和7年度当初予算案を公表しました。予算案のうち、中小企業に関連するものをみてみたいと思います。
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神戸市令和7年度当初予算概要
市内事業者等への⽀援
● 市内企業住宅⼿当等⽀援補助⾦《130,000千円》
・市内企業住宅⼿当等⽀援補助⾦(企業の住宅⼿当の1/2、上限1万円/⽉) (⾼齢化率の⾼い地域の在住者は、企業の住宅⼿当の2/3、上限1.4万円/⽉)
● (拡)中⼩事業者の経営基盤強化⽀援 《236,250千円(うち6年度2⽉補正 56,250千円)》
・中⼩企業DXお助け隊事業の実施 ・省⼒化を促進する製品
・サービス開発実証の⽀援
・中⼩企業投資促進等助成制度の実施
● (拡)市内商業者等への⽀援《129,637千円》
・地域商業活性化⽀援事業の拡充(空き店舗活⽤枠の新設 補助率:2/3、補助上限:300万)
・移動販売⾞の出店場所の拡充 ・⾷のスタートアップ⽀援事業の実施
・灘の酒、スイーツ、真珠、ケミカルシューズ等の振興
● 農地管理の省⼒化の推進《23,150千円(うち6年度2⽉補正 21,500千円)》
・スマート農機の購⼊補助(補助率1/2、補助上限200万円)
・ラジコン草刈機レンタル事業の実施
● (拡)アーティスト・⽂化芸術事業者への⽀援 《91,640千円(うち6年度2⽉補正 15,000千円)》
・「KOBEまちなかパフォーマンス」の推進
・地下鉄海岸線の駅における若⼿アーティストの作品展⽰
・「神⼾六甲ミーツ・アート2025beyond」への⽀援
● 公共交通事業者への⽀援《81,060千円(うち6年度2⽉補正 81,060千円)》
・燃油価格⾼騰を踏まえた公共交通事業者への運⾏継続⽀援
中⼩事業者の経営基盤強化⽀援は5,000万円ほどの拡充
この予算のうち、中⼩事業者の経営基盤強化⽀援については、前年度と比べて5,000万円程度拡充されています。(令和6年度当初予算では186,750千円)
この増額分は、おそらく2月補正予算の増額分だと思われます。(市内中小企業等のDX推進支援と省力化を促進する製品研究・開発・実証補助金)
ということは、中⼩企業投資促進等助成制度の規模は、おそらく前年度と同程度のものになると推定されます。
なお、神戸市議会は3/28まで開催されていますので、それまでに予算案に対する処置が決まります。