おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
フリーランスで仕事をしていて悩むのが契約書です。業務を受けるにあたっては、契約書を締結してトラブルの回避をするのがいいに決まっていますが、一人商店主のフリーランスが法律についての知識を身につけるのは難しいです。しかし弁護士は敷居が高い……そんなときに便利な契約書レビューサービスを利用しました!
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AI契約書レビューサービス「AI-CON」とは
AI-CONとは、契約書のリスク判定をオンラインでおこなうサービスです。GVA法律事務所が提供しているサービスで、その名の通りAIでレビューするそうですが、ホームページによると、現在は弁護士が最終チェックを行っているそうです。
スポット契約だと、契約書1通のリスク判定で5,000円という低コスト。これは既存の弁護士さんのお仕事がますます苦しくなるサービスですね。
当社の「メンテナンス契約」をレビューしてもらう
コンサルティング契約は、一般的に委任契約が多いのではないかと思います。当社でもサービスごとに委任契約を持ってはいるのですが、これまでリーガルチェックをうけたことはありませんでした(おいおい?)
ちょうど最近、「メンテナンス契約」という新しいサービスを始めたばかりなのです。どういうサービスかというと、補助金やら経営力向上計画、先端設備等導入計画の、採択・認定後に追加提出書類の作成を請け負うというサービスなのですが、これを月額として請求をすることにしています。通常、当社では、プロジェクト(案件)ごとの契約になるので、月額請求というケースはこれまでなかったんですよね。
というわけで、月額請求のサービスの委任契約書をどうすればよいのかというレビューを頼んだのでした。
ゼロ営業日、わずか5時間という超スピード対応!
この「AI-CON」というサービス、契約書(word又はpdf)をAI-CONレビューにアップロードすると、1営業日以内にフィードバックが届くというスピード対応を売りにしています。1営業日ってすごいですよね。
僕も早速使ってみたのですが、まだサービスが始まったばかりだからか、信じられないくらい早いスピードで返信がありました。
15:22にアカウントを作成して書類をアップロードして、なんとその日の20:38に納品されたのです。その時間、わずか5時間!!
いやあ、レスポンスが早いって、ユーザーの側から見ると、本当に頼もしく感じますね。僕のサービス提供も、もっとスピーディにやらなきゃなあという気持ちになりました。
どんな助言がもらえるか
契約書の各箇条について、当社が有利かどうかについて5段階で判定をしてくれます。不利にならないような修正例も示してくれますね。
ちなみにこの画面では、委託料の返還に対して、当社(マネジメントオフィスいまむら)が不利な条項であることを示しています。でも、当社は不利なままでもいいと思っています。お客様第一で、納品する成果物の品質に自信があるから、返金の可能性の高い不利な条項でもいいんです?
これはサービスとしてはお得なのか?
リーガルチェックの相場は、内容にもよるので一概には言えません。僕の知り合いの弁護士さんは、普通の契約書に関するような相談であれば、1時間10,000円で相談に乗ってくれます。AI-CONは1通5,000円なので、30分の相談相当の費用ということですかね。一般的な契約書のレビュー程度であれば、弁護士さんに相談する費用とそれほど変わらないのではないかという気もします。弁護士さんと面談の上での相談ならば、時間内ではいろいろと相談できるというメリットもあるので、1通5,000円というは決して安いとは言えないのではないかと思います。
しかし、1営業日で返信があるというのは魅力的ですね。対面で相談をするとなると、まずは電話をして、日時を調整して、訪問して……という流れになるでしょうから、とても1営業日で返信をもらえる保証はありませんからね。なんとなく弁護士さんと直接話をするのが敷居が高く感じられて気が引ける……という人は、AI-CONのほうが気を使わなくていいかもしれません。
今のところ、最初の1通のリスク判定サービスは無料だそうです。僕も無料サービスを使いました?フリーランスに新しい味方が増えた思いです!