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走るコワーキングスペース!?新快速のAシートでどの程度仕事ができるかレポ

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

今年の3月16日からJR西日本の新快速(野洲~網干・姫路間)の一部車両に、Aシートという有料座席が導入されました。Wi-Fiや電源もあり、ノマドワーカーにとっては「走るコワーキングスペース」になるでしょうか?使用感をレポします!

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有料座席サービス 新快速「Aシート」とは

JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線で、有料座席サービス 新快速「Aシート」を開始し、網干・姫路~野洲駅間で毎日上下4本運転します。通勤時間帯のほか、昼間や深夜にも運転し、通勤・通学やおでかけなどで便利な「新快速」をさらに快適にご利用いただけます。

乗車前からドキドキが止まらない!

ちょうど補助金申請書仕上げの追い込みの時期、お客様のところへ打ち合わせへ行く際にAシートを利用しました。Aシートが組み入れられた新快速は1日2往復の1編成だけですので、まだまだ珍しいですね。(2編成がAシート対応のようですが、うち1編成は予備なんだそうで)

Aシート編成の新快速は、電光掲示板もちょっと違います。A-SEATって書いてる!(テンションが上がる)

9両目がAシート車両です。どうもこの時点(4月下旬)では、新快速停車駅の9両目付近、Aシート車両通過時には、警備員さんが整理のためにホームに待機しているようです。僕も新快速を待っている間「Aシートですか?」と警備員さんに尋ねられました。

そして入線です。

まだまだ実証実験のような感じ

Aシートに乗ったものの、まだまだ実験的な運用なんだろうなという印象がありました。まず、Aシートの立ち席エリアには、車掌やJR社員らしき人が4人ほど(!)待機していました。着席料金支払いのオペレーションも不慣れな様子でしたので、もしかしたら車掌さんもローテーションで実地研修もかねて勤務をしているのかもしれません。

着席料金支払いも、JR東日本の普通グリーン車のように、Suicaをピッで支払う方式ではなく、ICOCAを手渡しして、車内券発行機で支払・内蔵プリンタで切符を印刷して吐き出すという、従来方式のアナログな仕組み。今後、Aシートの利用実績が好調だと認められれば、JR東日本のように車両まで大きく改造されるのかもしれません。

さて、仕事環境としてはどうか?

Aシート導入から1カ月強が経ったとはいえ、平日日中ですから利用者もまばらです。この時のこの区間(芦屋~加古川)では全46席中、1/3~半分程度の乗車率だったでしょうか。この程度の乗車率ならば隣に人は座らないので、機密情報にもそれほど気を遣わずに作業ができますね。これが通勤時間帯ならば、やはり隣の席の人からPCでの作業内容は丸見えになるでしょう。(当たりまえですが……)

座席ごとにテーブルがあります。特急電車と同じですね。PCでの作業も膝上ではなく、テーブルで楽々できます。

とろこで、購入した切符は座席に挟み込む方式です。

Wi-Fi速度はどうか?

JR東日本の普通グリーン車にもないサービスとして特徴的なのは、無料Wi-Fiサービスです。別にスマホのテザリングなどでもよいのですが、通信料を気にせず仕事ができるという意味ではWi-Fiはありがたいですね。ただし問題は、速度がでるかどうかですが……

まず1回目の計測。灘~三ノ宮間を走行中の通信速度です。Google謹製のスピードテストで調べてみたところ、ダウンロードが0.02Mbpsという、いにしえのISDN並みの速度?(ISDNより遅いか?)

ただし、登りのスピードはまずまずなので、たまたまこの計測時点のトラヒックが混み合っていたのかもしれません。

三ノ宮駅に停車中の速度です。下りで7Mbps出てますね。この程度ならばまずまず使えそうです。(セキュリティの問題は置いておくとして)

全座席に電源が!

Aシートのもう一つの特徴は、全座席のひじ掛け部分に電源があることです。JR東日本の普通グリーン車にも電源はないですし、新幹線でさえ全座席電源は次期車両のN700Sからなので、Aシートはいろいろと先を行っていて面白いですよね。(私鉄のプレミアム座席では、電源・Wi-Fi完備なのはよく見ますけどね。京阪もそうですけど)

写真はUSB充電器を指したところです。新幹線のように足元電源ではないので、PCやスマホに届きやすく、なかなかの使い勝手だと思います。

Aシートはコワーキングスペース代わりとなるか?

はい、じゅうぶんに仕事のできるスペースだと言えます!隣に座った人から見えてしまうことや、公衆Wi-Fiのセキュリティ面には留意する必要がありますが、新快速で移動しながら仕事ができるのは、少なくとも僕にとってはとてもありがたいことです?

電源・Wi-Fiがそろっていて、混雑もなく、しかもどこまで行っても一律500円ですから、コワーキングスペースの費用としてもまずまずのお得感だと思います。その上、移動までできるんですからね。

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