おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
週末恒例のエモブロです。僕は毎日「私は私が大好きだ」とつぶやいています。「なんかナルシストっぽくてキモくない?」と思われるかもしれませんが、これは「肯定的自己暗示」と言って、うつから脱する手法・自己肯定感を高める手法の一つなのです。
スポンサーリンク
肯定的自己暗示(アファメーション)とは何か
肯定的自己暗示とは、エミール・クーエという催眠療法家が考えだした手法で、とにかくポジティブなことを繰り返し自分自身につぶやく、というやりかたです。クーエいわく「日々あらゆる面で私はますます良くなりつつあります」と日頃から心の中で唱えるだけでOK、なんだとか。
そんだけでいいと言われても、ちょっと怪しく感じますよね……?
しかし私たちは暗示を結構重要視しています。大事な試験や試合の前に「私ならできる」「大丈夫」みたいなことをつぶやいて、自分を鼓舞することってあるじゃないですか。あれも暗示の一種でしょう。反対に、試合の直前に「負ける」「失敗する」とは絶対に口にしちゃダメ!みたいなことも言われますよね。こういうのも一種の「言霊」として理解されますが、ネガティブな暗示が自分にかかるからとも解釈できるように思います。
肯定的自己暗示(アファメーション)の例
田中圭一さんの「うつヌケ」(P14)にもあった例です。田中先生の場合は「僕は自分が大好き」という肯定的自己暗示を3週間続けたら気持ちが明るくなってきた、と言ってますね。
「うつヌケ」と同じ時期に、田房永子さんの「呪詛抜きダイエット」を僕は読んでいたのですが、その中にも似たようなことが書いてありました。(田房さんがなさっていたのは、自己啓発CDを聴く、ということでしたけどね) 。これもポジティブな暗示を自分にかけることの一種です。暗示は有効かもしれないと思った僕は、3年ほど前ごろからアファメーションを試しています。
自己暗示として、何をつぶやけばいいか
基本的にはなんでもいいんじゃないかな、と思います。僕の場合は、本などを読んで、自分が気に入った言葉や、自分が取り入れたいと思ったことを、順次追加していっていますが、やはり一番好きなのは「私は私が大好きだ」という自己暗示です。
例えば仕事でも子育てでも、僕はいつも失敗ばかりなんですよ。失敗すれば当然に自己嫌悪がやってきます。そういう時に
「私は私が大好きだ」
とつぶやけば、自己嫌悪という感情に自分を乗っ取られている自分に気づくことができるし、冷静さを取り戻すことができます。(これはお世辞抜きで本当に冷静になれます)
自分の最大の応援者は自分自身である
「えーっ?『私は私が大好きだ』なんてつぶやくのはナルシストっぽくてキモくない?」と思われるかもしれません。確かにそう思われても仕方はないでしょう。しかし他人からキモいと思われるのは一瞬のこと。自己嫌悪は自分の心にたまり続けていき、自分を苦しめる一生の問題だと思うのですよ。だから自分が楽になりたいという一心でやっている、という感じです。
自己暗示がなぜ有効なのかは僕にもよくわからなくて、潜在意識に働きかけるからだとか、脳の機能がどうだとかいう説明を見たことがあります。僕なりに思うのは、自分が自分を応援してくれていると感じられることが大きいんじゃないかな、と思います。
「自分」という存在は、生まれてから今まで、一秒たりとも自分と離れたことのない唯一の人間です。それだけ「自分」に寄り添ってくいる「自分」が「自分」を嫌うというのは悲しいことです。その反面、かけがえのない「自分」が「自分」を好きでいてくれて応援してくれるというのは、「自分」にとっては一番うれしいことなんだと思います。
つい自分に厳しくしてしまうこともあるでしょうけど、やっぱり自分はかけがえない存在なんですよ。その自分が「あなたのこと、大好き❤」と言ってくれるのだから、嬉しくないわけがないんですよ?