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『自分さえ我慢すれば丸く収まる』という危険な考え方

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

週末のエモブロです。僕は子どものころから「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と思って生きてきたケースが何度かありました。しかし「自分さえ我慢すれば丸く収まる」という考えは、非常に危険な考え方であり、うつの原因の一つでもあったように思います。今日はそんな話。

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「自分さえ我慢すれば丸く収まる」

例えばですが、小学生の頃だったと思うけど、兄から財布を盗まれたことがありました💦これ、ひどいと思いません!?兄弟といえども窃盗ですよ!?今となってはそう思うのですが、当時は「自分さえ我慢すれば丸く収まると思ってましたからね:

なぜ兄が犯人だとわかったかというと、兄の机の中から、空になった僕の財布が出てきたからなんですけどね😅

でも僕は、兄の逆ギレ暴力が怖くて

「自分さえ我慢すれば、丸く収まるのだ」

と言い聞かせ、この話は誰にもせずに、自分の心にしまっておいたんですよね。

大人となり、仕事でも我慢することがよくありました。僕は僕の(昔の)会社の上司から「異業種交流会みたいのに参加してほしい」と言われました。本音としては参加したくなかったんですけど、上司に認められるためだと思って、参加することにしたんですよ。

そしてこの異業種交流回では、○○委員のような役割を引き受けてほしいと再三言われました。これもイヤイヤながらに役を引き受けると、週に2~3回も集まり(という名の飲み会)がある上に、まあこれが極めて男性的でマッチョな集団で、よくマウンティングもされました。

でも「なんとか我慢して乗り越えなければ」という気持ちだったんですけど、肝心の上司からは「交際費が多すぎないか」「会費が高い」などブツブツ言われるんですよ💦「あんたが行けって言ったんだろう?」という言葉をグッと飲み込みながら、さらに我慢していたんですよね。

僕はなぜ我慢してしまうのか

まず第一の理由としては、誰かの思い通りではないと愛されないと思っているんですよね。僕は子どもの頃から「親(兄)の思い通りの子供でなければ愛されない。だから我慢して、誰かの思い通りにならなきゃ」という思い込みがあったんだと思います。

その思い込みを、仕事にも持ち込んでいますし、場合によっては配偶者様との関係にも持ち込んでいます。でもそれが行き過ぎると

「僕も我慢してるんだから、あなたたちも我慢しろよ」

と思うようになってくるわけです。

そしてやがて、会社や家族が自分の思い通りに振る舞わなければ、それに怒りを向けていくようにまでなっていったんですよね。

もう一つ理由があるとしたら、我慢して乗り切ったという強烈な成功体験があるからでしょうかね。子どもの頃から我慢をしてきた僕は、18歳になり、受験で神戸の大学に合格しました。これで晴れて、我慢を強いられていた家族関係から逃げることに成功したわけですよ。

つまり、我慢して全てを乗り切って、ゼロから再出発できたという、ある意味「強烈な成功体験」を持っているんですね。その経験から「我慢すればいつかは乗り切れる」とココロのどっかで信じているのだと思います。端的に言うと、乗り越えられると知っているから、よけいに我慢をしてしまうんですよね。これは結構厄介な成功体験だと思います。

自分の心の声に耳を傾ける

「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と思って40年近く生きてきた僕だけれど、男の産後うつになってしまい、我慢中心のビジネスモデル?はここに破綻したのだと思います。

今となってはよくわかりますけど、我慢するということは、結局は自分で自分を傷つけることに他ならないんですよね。我慢=自分で自分の心を無視すること、とも言えますからね。表面的には丸く収まるように見えるけれども、周囲からは我慢を強いられて辛い立場にあるのに、肝心の自分自身からも無視をされちゃったら、心の中は荒れたまま放置されますからね。

かといって我々は社会を生きている動物なので、我慢を全て放棄して傍若無人に生きることも容易ではない。

じゃあどうすればいいの!?ということになりますが、僕としては、少なくとも我慢せざるを得ない自分の心の声を、自分で聴いてあげることだけは最低限必要じゃないかって思う。そのひと手間があるだけで自分は大いに救われるんじゃないかと思うんですよね。

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