おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
当社は本日、創業4周年を迎えました。これもひとえに皆様方の厚いご支援と温かい激励のたまものです。初心にもどるため、創業初月と創業初年度の売上を振り返ってみたいと思います。
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平成29年度の青色決算書によると…
ごらんのとおり、創業初月(10月)の売上はゼロで、創業初年度の売上は38万円ぽっちでしたね💦 よくもまあ生きてこれたものです。
まあ初月はゼロ円なんですが、この年の10月はまだ前職のサラリーマン時代の会社からの給与がありましたからね。有給消化中に開業準備していたので、特に営業はしていなかったのです。税務署に開業届を出しに行ったり、口座を作ったり、公庫に借り入れの手続きをしにいったり、WordPressでホームページを作ったりしていました。
初めての売上6,000円はセミナー参加費
11月の6,000円が創業して初めての売上です。このときは「職場の人間関係トレーニング」というタイトルで、体験型学習のセミナーを開いたのですが、そこに2名の方の参加があったのです。参加費一人3,000円で2名参加で売上6,000円ですね。このときのことはよく覚えていて、会場でお支払いいただいた6,000円を握りしめて、三宮にあるりそな銀行のATMで預け入れをしました。
この時のセミナー告知がまだ残ってますね(下記のリンク)。このセミナー告知が、当社のブログの一番最初の記事でもあります。
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職場の人間関係トレーニング定例会(第4回)を開催します
職場の人間関係トレーニング第4回では「おもしろレジャーランド」というゲームを行います。一つの課題を達成するために、互いが協力をしなければならないという状況を作り出すゲームです。こういう状況下で、自分が ...
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しかし副収入の4,000円ってなんだろうな?こういうのはちゃんと記録しておかないと忘れちゃいますよね。
3ヶ月の総売上はたった38万円
12月に37万円の売上がありますけど、これは全て前職からの売上ですね。前職のときにしていた仕事の一部を、業務委託という形で継続していた分です。12月の売上は業務委託分しかなかった(自力で営業をして獲得した売上はなかった)ですね。
この時怖かったのがキャッシュの減少です。当社は創業時の資金は30万円くらいしかなかったんですよ。公庫から300万円を運転資金として借り入れていたのですが、12月末の時点のB/Sをみると、もう現預金は160万円くらいしかないんですよね。交通費以外の大した経費は使っていないので、生活費や社会保険料でごっそり現預金が減ったのだと思います。ホラーですよね💦どうやって生きていくつもりだったんだろう。
将来や5周年に向けての抱負や目標、戦略、具体的計画などは特にありません
ところで当社は本日4周年を迎えたわけですが、将来や5周年に向けての抱負や目標、戦略、具体的計画などは特にありません。「お前コンサルだろ?いい加減な経営をするな!」という声が聞こえてきそうですが、「いきあたりばったりの経営をする」というのが当社の方針でもあるので、これでいいんですよね。
このことは最近あまりブログにも書いていないんですけど、せっかく自分が経営者になったので、行き当たりばったりの経営をしたいんですよね。もちろん戦略を立て、KPIを設定し、中長期にわたる具体的な計画をたて、その計画・目標の達成状況をレビューしながら経営をすることがセオリーだというのは知っています。「そうしたほうがいいですよ」と支援先の企業さんにも話しますからね。でも世の中には、そういうセオリーにとらわれなくても成長や発展している、もしくは持続している組織はたくさんあります。経営学の理論としても「創発的戦略」という立派な名称のある経営のやりかたです。昔から僕は「本当に創発的戦略は有効なのだろうか」と疑問に思っていて、じゃあそれを自分で実践してみようと思って経営をしています。
いまのところ死なずに事業を継続できていますし、月の売上が38万円ということもさすがにもうないので、今のところ当社としての「創発的戦略」はまずまず有効に機能していると思っています。新型コロナウイルス感染拡大の局面においては、むしろこの方針に助けられた部分があったんじゃないかとも思うんですよね。ネットでコンテンツを販売するという新しい事業にすんなりと着手できましたからね。
というわけで、これからもいきあたりばったりの経営を続けていきたいと思います😊