おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
仕事中にインターネットを見ながらダラダラすることはありますか?ぼくはしょっちゅうあります!(得意げ) 容認できないサボり行為のように思えますが、実はそれが仕事の生産性を高めるということが科学的にも認められているようです!
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インターネットを見ながらダラダラするのは損失じゃないの?
ウィスコンシンビジネススクールの調査によると、働く人は、1日に数時間、仕事から離れて個人的なメールやSNSなどでダラダラしているんだそうです。そうした行為を英語では「サイバーローフィング」というんだそうです。ネバダ大学の研究者によると、サイバーローフィングとして知られるこの現象は、金額に換算すると、なんと年間850億ドルの損害を企業に与えているのだとか。
そりゃ本来働くべき時間を浪費しているんですから、サイバーローフィングの時間は損失だと思われても仕方がないですよね。
ところが「ネットでだらだら」にはメリットもあるらしい
確かにサイバーローフィングは、やるべき仕事を先延ばしにしたり、仕事から逃避する無駄な行為として捉えられるのが一般的です。しかし、最近の研究では、ある程度のサイバーローフィングは、従業員に実は有益なんじゃないか?という可能性が示されているそうです。
もっと正確に言うと、仕事の合間に短い休憩をとることは、再び集中するのに役立ち、職場のストレスに対処するのにも役立つ、ということのようです。この短時間の休憩のことを、専門的には「心理的分離」と呼ばれるそうです。ネットでだらだらを「心理的分離」と言い換えると、なんだかかっこいいですよね。
かといって、ずっとだらだらするわけにもいかないでしょうに
そりゃ適度な休憩が生産性を高めるという理屈はわかりますけど、かといって、ずっとネットでだらだらするわけにもいかないでしょう。
じゃあどの程度のサイバーローフィングが適切なのか?という疑問が湧きますが、それについてシンガポール国立大学のヴィヴィアン・リム教授は「休憩の長さは人によって違う」と、当たり前のことを言います😅どれくらいのサイバーローフィングが良いかというデータはありませんが、リム教授の経験から、15~20分くらいがちょうど良いいのでは?と言っています。(これはあまり科学的ではない発言ですが……)
先延ばしの研究をしているシェフィールド大学心理学部のフシア・シロワ博士によると、「休憩を長く取るのは良いことですが、やりすぎには注意が必要」とのことです。「脳が疲れたと感じたら、15分程度の休憩を取るのは良いことです。でも、『もっと休憩したい』と思ってしまうのはダメで、休憩時間の限界を超えると、ただの先延ばしになってしまいます。」と説明しています。
このあたりを根拠にすると、15分程度のネットだらだらであれば、リフレッシュの許容範囲ではないかという気がしますね。
というわけで、皆さんも仕事に行き詰まったら、生産性を高めるために、積極的にネットでだらだらしましょう!😊