おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
先月受講したISO14001審査員資格拡大研修ですが、この度合格通知が届きました!これで5月に受講したISO9001と、今回のISO14001の両方について、審査員補となることができます?
ISO9001の審査員コースに合格した際にもこのブログで書いたのですが、資格取得の目的は、審査員の仕事をするためと、あらゆる制度のベースであるマネジメントシステムについての理解を深めるためです。
ISO9001やISO14001の仕事は、市場全体を見ても決して増えている仕事とはいえません。むしろ減っています。JAB(日本適合性認定協会)の統計データによると、認証企業数は次のような推移です。
そもそも日本国内の企業数も減少傾向ですから、ISOの認証企業数が減るのは当然といえば当然です。しかしこれがゼロになることはおそらくないでしょう。一方、ISOの審査員やコンサルタントは高齢化を迎えており、今後は深刻な人手不足を迎えることでしょう。
ISOの仕事は、いわば低成長や衰退期のビジネス領域なのですが、需要がゼロにならない限りそこにチャンスを見出すことは可能です。例えば似たような領域に、COBOLがあります。COBOLで書かれたシステムは完全に衰退していますが、わずかに残るシステムのメンテ需要のために、COBOLプログラマーは高い需要があります。このような領域の仕事を一つでも持っていると、経営に安定感が出ますね。
僕もいつまでも補助金屋ではいられないと思っています。将来を見据えた次の一手を打ち続けていきたいと思います。