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平成30年度第2次補正予算は3兆円規模。通常国会は1月下旬召集の方向で調整

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

この週末にふたつの報道がありました。一つは、平成30年度第2次補正予算の規模が3兆円程度であること。もう一つは、この補正予算が審議される通常国会は、1月下旬召集の方向で調整されているということです。

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平成30年度第2次補正予算は3兆円規模

12月9日の日経新聞によると、平成30年度第2次補正予算の規模が3兆円程度で調整されているということです。

気になるのは3兆円の内訳ですが、記事に書かれていたのは下記の内容でした。

  • 防災・減殺対策としてのインフラ整備 1兆円程度
  • TPP対策としての農林水産業強化 3千億円超
  • 風疹対策 ?億円
  • 軽減税率に対応する中小店舗などへのレジ買い替えやシステム改修費用 ?億円

ここで書かれているもののほかに、中小企業対策としてのものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金などが盛り込まれると思われますが、その規模感はまだわかりません。

第1次補正予算と併せると4兆円規模となる可能性も

今年の11月7日には、第1次補正予算として災害復旧費として9,400億円の補正予算が成立しています。予定されている第2次補正予算が3兆円規模だとすると、あわせて4兆円ほどの歳出となる可能性があります。単年度で4兆円規模となれば、東日本大震災の復旧費用を計上した2012年度(平成24年度)や、熊本地震復旧費用等を計上した2016年度(平成28年度)の補正予算に次ぐ規模となる可能性がありますね。

しかし今年度の補正予算は、災害復旧費やインフラ対策、TPP対策、消費税対策などと、対策を講じるべきテーマが通年よりも多岐にわたっているイメージがあります。ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金など、毎年盛り込まれる(通例とも言ってよい)ものの予算額がどの程度なのかという報道が今のところほとんどありません。場合によっては、災害復旧費やインフラ対策、TPP対策、消費税対策などの重要なテーマに重点的に予算配分され、ものづくり補助金などの予算額は昨年度よりも下回る可能性もないとは言えないでしょう。

国会は1月下旬召集で調整

一方、第2次補正予算を政府が提出し、審議を行う来年冒頭の通常国会は、1月下旬召集で調整という報道がNHKや朝日新聞でありました。

12月3日には、読売新聞が「1月下旬召集」という報道をしていましたが、それに引き続いてNHKや朝日新聞も同様の報道をしました。一部には参議院選挙対策から「1月4日召集」という説も聞かれましたが、大手メディアが続々と1月下旬召集説を報道していることから、1月4日召集の可能性は低くなったのではないかと思われます。

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