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日本心理学会認定心理士に合格しました。

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

昨日、日本心理学会認定心理士に合格したという通知がきました。臨床心理士でもなければ、公認心理師でもありません。特にこの認定があるから何かができるという訳ではありません。僕は資格マニアでもないですが、学びの証が得られたことはうれしいことです?

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認定心理士とは何か

認定心理士とは、日本心理学会が認定する民間資格です。4年制大学・大学院で、あらかじめ定められた単位を修得し、申請すれば誰でも認定がもらえます。まあ、学問としての心理学を、最低限修めたという証明ののようなものでしょうか。

僕の場合、今年の2月10日に申請データを電子申請して審査料を入金しました。3月15日に受付完了通知がきて、4月20日に審査が行われたようです。そして合格通知がきたのが4月25日でした。

放送大学はすごい

僕は2012年から、放送大学・放送大学大学院で学んでいます。放送大学ってすごいんですよ。「放送大学」という名称からか、「NHKのテレビ講座のこと?」と訊かれることがとてもよくあるのですが、文科省・総務省が設立した正規の私大です(省庁の管轄なんですが、扱いとしては私大なんですね)。学部は教養学部しかありません。リベラルアーツ専門大学と言っても良いと思います。

放送……という名称ではありますが、今の実態はインターネット大学と言ってもよいでしょう。講義や通信指導などはほとんどインターネット上で済ませることもできます。すごいのはそこではなく、講義をする先生は、東大や京大の著名な先生ばかり。著名だからすごいということではないのですが、「知の巨人」ってこういう人のことを言うんだ、というような先生がいます(僕の大学院のゼミの先生がそうでした)。

そこで心理学を学んでいたのです。

なぜ心理学を学んでいたか

僕が心理学を学んだのは、経営学の知識だけではコンサルタントとしては足りない、と思ったからです。というのも、経営学を学んでいれば、経営学的見識やケース、フレームワーク、手法などを駆使して、企業にアドバイスをすることはやろうと思えばできます。しかし、そのアドバイスを実行するのは、当の企業の経営者や従業員の皆さんです。仮に、僕がどんなに素晴らしいアドバイスをしたとしても、それが実行されなければ意味はありません。

人になんらかの行動を促すにはどうすればよいか、人はどんな時に行動をしたくなるのか、ということを知らなければ、よいコンサルタントにはなれないと思ったのですね。それで、人の心理を学ぼうと思い、放送大学と大学院で、講義を受けたり、ゼミで論文を書いたりしたのです。そこで取得した単位が一定数に達したので、この度「認定心理士」に申請をした、ということですね。

心理学をコンサルタントの現場に応用するとすれば、それは「場づくり」ではないか

当たり前のことですが、認定心理士に合格したからといって、心理学のエキスパートになれたわけではありません。学んだ心理学が、全てコンサルティングの現場で生きているわけでもありません。

僕がこの7年間、心理学を学んできてわかったことは、人が理解や納得感を形成するのは、人と人がの関係性や、そこで行われる行為の相互交換によって行われるということでしょうか。まあ、俗っぽい言葉で言うと、コミュニケーションを通じて、理解や納得が生まれる、ということでしょうかね。当たり前だろ!と思うかもしれませんが、案外そういうことは重視されていないものです。トップダウンで「やらせよう」とする企業は今でも多いでしょうしね。

ですので、コンサルタントの仕事に応用するとすれば、それは「場づくり」なんだと思っています。その企業のトップや従業員同士が、意見の交換をする場を作るということですね。そこで行われる議論によって、はじめて問題点の共有や解決方法について、理解や納得ができるということです。それは、コンサルが外部から答えを持ち込むということとは対極にあることです。「答え」を教えて、それを「説得して」「やらせよう」というコンサルがほとんどですが、それでは心理学的にはうまくいかないのですね。

 

こういう学びを7年間してきたわけで、それは僕のコンサルティングに活かされています。ですので、今さら資格を取ったからと言って何かが変わるわけではありません。しかし「人の心が知りたい」と思い、学んできた7年間の証明としては、感慨深いものはありますけどね?

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