補助金に関連する当ページの情報について
当ページの記載事項に基づいてすべてを判断せず、必ず公募要領を確認してください。当社ページの見解に従った結果、不採択となった場合も、当社は責任を負いかねます。このページの情報や見解は、予告なしに変更することがあります。

ブログ 融資・補助金

【速報】中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助事業)は6~7月に申請受付開始=近畿経済産業局

https://imamura-net.com

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

3月14日、近畿経済産業局は「令和6年度当初予算・令和5年度補正予算関連施策説明会」を行いました。その中で中小企業省力化投資補助金は6~7月に申請受付開始との情報がもたらされました。どうも制度づくりが遅れているようです。

スポンサーリンク

近畿経済産業局の資料はこちら

注意ポイント

いつまでダウンロード可能かわかりませんが、3/18の時点ではまだリンクが貼られています。

中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助事業)は6~7月に申請受付開始

中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助事業)は6~7月に申請受付開始という情報のスクリーンショットは以下のとおりです。

セミナーの時点(3/15)では、製品分野の公募を行っている

セミナーの時点(3/15)では、製品カテゴリーの公募を行っているところとのことでした。製品カテゴリーとは「掃除ロボット」や「自動配膳ロボット」のようなジャンル(カテゴリー)のことです。まずは製品カテゴリーを決め、その後に各社の型番レベルの機器の公募を行うというプロセスになっています。

中小機構ホームページに掲載されている「省力化製品・省力化製品製造事業者 登録要領」に基づいてこのプロセスをもう少し詳しく解説すると、工業会等が、会員企業等の製品カテゴリへの登録の要望等を踏まえ、中小企業庁に対して、製品カテゴリの登録申請を行い、中小企業庁が業所管省庁等と協議して、製品カテゴリーの認定を行う事になっています。

つまり、まずは大まかな「カテゴリー」を決め、その後に具体的な機器の公募がされるのですが、いまはまだ「カテゴリー決め」の段階だということです。ちなみに近畿経済産業局のセミナーでは、3/14に第1回目の製品カテゴリーが発表がされたそうです。発表されたカテゴリーは4種類で、「券売機」「自動精算機」「自動チェックイン機」「スチームコンベクションオーブン」とのことでしたが、この公式な発表資料をは私には見つける事ができませんでした。

なお、3月下旬にいったんリストが出る予定ともセミナーで話していましたが、各社の型番レベルの機器の公募は6月上旬まで行い、型番レベルの機器を取りまとめてカタログができたら、その後に(6月上旬を目処に)、補助金を申請したい企業からの受付を開始する予定だ、とのことでした。

当初の申請受付開始予定は4月以降であった

なお、もともと今年の1月下旬に中小機構が公開した「「中小企業省力化投資補助事業」に係る事務局公募説明会資料」(現在はリンク切れ)よると、公募に関するスケジュールは以下の図のとおりでした。ここでは申請受付開始が「4月~」となっています。

この資料は右上に「検討中」と書いているように、あくまでもこの時点の見込みでしたが、結果的に申請受付は見込みよりもずれ込むことになりそうです。(この6〜7月という情報も、やはり予定には違いありませんが)

なお、このあたりの制度づくりが遅れているらしいという情報は、私ごときのところにも漏れ聞こえてきていましたので、やはり想定通りには進んでいないのでしょう。

その他、近畿経済産業局のセミナーで語られていたこと

既知の情報もありますが、現在の進捗状況の他、近畿経済産業局のセミナーで語られていたことを以下に箇条書きします。事業者の申請プロセスや審査についても若干触れられていました。

  • 令和5年度補正で行う、今年の「目玉商品」
  • 事業再構築補助金から予算を4,000億円もってきて、トータル5,000億円で実施
  • 採用が難しいなか、人手を機械で代替する設備を導入して人手不足を解消してほしいという思いから生まれた
  • 例えば自動清掃機ロボット、自動配膳ロボットなどの製品が載ったカタログを用意。企業が「これがほしいな」と思ったらクリックして申請する。
  • ただし申請時には、どういう生産性向上効果があるかを書く必要がある。それが審査される。
  • 事業計画書を作成する必要はない。手間は少ないはず
  • 事務局は全国中小企業団体中央会と都道府県中小企業団体中央会に決定

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

最近の人気記事

1

「事業再構築補助金」は制度開始から3年目を迎えました。多くの中小企業に知られるようになった事業再構築補助金ですが、このページでは2023年の制度の全容を10分でわかるようにまとめて解説します。 「事業 ...

2

「ものづくり補助金」は制度開始から11年目を迎えました。中小企業政策で最もよく知られているといってもいい「ものづくり補助金」ですが、このページでは2023年の制度の全容を10分でわかるようにまとめて解 ...

3

おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。 先日、納税地の所轄税務署から「消費税課税事業者届出書の提出について」という文書がきました。個人事業主は、ある期間の課税売上高が1,00 ...

-ブログ, 融資・補助金

© 2024 Management Office Imamura Ltd.