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自分がしている我慢と同じ我慢を他人に強いるようになったら心の赤信号

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

先日、学校の先生と保護者の懇談会的なものがあったのですよ。懇談会の前にPTAの役員選出もあったのですが、「ついにあの有名なPTAにかかわるときがきたか……」とビビっっていました。新しい義務を負わんとするその時、あなたならどうしますか?

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PTAの役員選出の場でのこと

うちの子の学校のPTAでは、どうやら子どもが卒業するまでの間、必ず1回は何かの役にあたらないといけないというルールの模様。そのあたりについて、次のような説明がなされました。

「どうしても役員できない人は全員の前で事情を説明し、全員から賛同されたら、役員にならなくてもいいです」(ほぼ原文ママ)

声出して笑いそうになりました(^_^;)

ええ、これは完全に邪推ですよ。邪推ですが、このルールを作った人の気持ちとして「私たちだってすき好んでこんな役回りを引き受けているわけじゃない。私たちだけやらされるなんてずるい。あなたたちも同じように我慢して引き受けなさいよ」というニュアンスを感じ取る僕は性格がねじ曲がっていますかね……。

「私と同じように、あなたも我慢しなさいよ」という思考は僕にもある

なにもPTAのやり方の揚げ足を取り、批判してやろうというつもりはありません。「私も我慢してるんだから、同じようにあなたも我慢しなさいよ」という思考は、僕の特徴的な性格の一つでもあるからです。

些細なことですが、昔勤めていた会社では5S活動をしていました。毎朝掃除をするのですが、僕の直属の上司は、都合のいい言い訳をしてよく掃除をさぼっていたのです。たまに掃除をやってくれたかと思うと、みんなで決めたルール(掃除のローテーション)なんかも守らず、好き勝手にやる始末。

僕は一応まじめに5Sをやっていたのですが、本音としては「こっちだって忙しいのを我慢して5Sをやってるのに、上司であることを笠に着て、好き勝手にふるまいやがってコノヤロー」と憎らしく思っていましたからね。不公平は是正されるべきだという大義名分のもと、自分のしている我慢を上司に押し付けようとしていたのは間違いありません。(まあ、この上司もひどいとは思いますけどね?)

根底にあるのは「私の苦労を理解し、尊重してほしい」という気持ち

他人に対しても同じように我慢を強いる時、僕には2つの可能性があります。一つは、その義務に納得をしないまま引き受けている状態か、もしくは義務に対して僕のキャパがいっぱいの状態です。

PTAだって同じだと思います。誰だって「なんでこんな面倒くさいことをするの?」と、義務に対して納得できないまま引き受けていると、外れくじを引いたような気持ちになるはずです。まして共働き世帯が増えている昨今では、仕事も家事も子育ても忙しいのに、それに加えてPTAの義務まで引き受けなきゃならないのかと、暗澹たる気持ちになるでしょう。そうなると「自分ばかりやらされてずるい」「やらない人にも押し付けてやれ」という気持ちになるのは自然なことです。要するに「やりたくない」と心が叫んでいて、赤信号が灯っている状態だとも言えるでしょう。

そしてこれは僕自身に限ることですが、どうも僕としては、我慢を押し付けたくなる気持ちの背景には、僕の苦労を理解し尊重してほしいという気持ちも大いにあると思います。

しかし残念ながら、他人が僕の心の中を覗き込み、私の苦しみを理解し、尊重することは、難しいと思います。人の心のうちなんて、わからないですからね。となれば、他ならぬ僕自身が、私の苦しみを理解し、尊重してあげるほかはないのではないかと思います。

義務である以上、その義務からは逃げられず、多少の我慢をしても果たさなければならない局面は、大人の社会では必ずあります。正面切ってケンカして義務をぶっちぎることも選択肢としてはありますが、現実的に選べる選択肢とは言えません。だとしたら、心に赤信号をともして他人に我慢を強要する前に、自分で自分を理解し、尊重することを実践してあげたいと思います。

まあ、あれですね。具体的に言うと、40半ばのオッサンがやるのはキモチワルイですが「おー大変だね、よしよし」と自分を甘やかしてあげて、義務を果たす活力にする、ということですね? これも一種の処世術だと思います。

それなしに我慢を続けることは、赤信号のともる自分の心を無視し、自分で自分を裏切り続けていることと同じことだと思います。唯一無二の僕以外のだれが僕を理解し、尊重できるというのか――そう思い、僕は自分をよしよししながら、心の平穏を保っています?

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