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淡路島の健康道場で断食療法(ファスティング)体験してきました

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

先週末から、淡路島にある「公的断食道場 五色県民健康村健康道場」で、3泊4日の断食療法を体験してきました☺ 減量が目的だったのですが、断食をすることで「人間の体ってすごい!!」と感じました。(もちろん2キロほどの減量もできました✌)

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公的断食道場 五色県民健康村健康道場

五色県民健康村健康道場は、瀬戸内海を見下ろす淡路島の小高い丘の上にあります。医学的断食療法のための全国で唯一の公的断食道場です。生活習慣病やうつ状態の改善、過労死、突然死の防止、がん予防に効果を上げています。

開設以来37年間で、3万人以上の人が、感動的なまでの素晴らしい身体的効果と精神的効果を体験をされました。本格的な医学的断食療法が体験でき、心ゆくまでの休養も得られます。丹田呼吸法や性格分析も学べ、人生の問題、職場や家庭でのストレスの解決方法も学べます。

入所1日目

初日は、午前中にバスで道場についたあと、健康診断をします。その後に昼食なのですが、3泊4日の体験コースの場合はここから断食が始まるんですよ。断食食は特製ジュースです。本当に食事はこれ1杯だけ!3泊4日コースの場合、この特製ジュースを5食いただきます。(翌日の夕食までこれ)

断食の初期は脱水が起こりやすいらしいので、このジュースの他に1日2,000mlの水分補給が必須です。お水を大量に飲むので、食事がジュースだけでもそれほどお腹はすかないんですよね。この日は大きな空腹感を味わうこともなく、平穏に過ぎました。

宿泊した部屋はこちらです。相部屋から個室まで選べるのですが(当然費用が異なる)、僕の場合は平日に入所したこともあり、仕事ができるように個室にしました。でも後で気づいたのですが、はっきりいって断食しながら仕事ははかどりません? それだけではなく、断食は体と心のリセットも兼ねているので、仕事のような俗世間のしがらみを持ち込まないほうが、心身相関のバランス向上に役立つと思います。

休むときはゆっくりしなきゃですね。

頭痛がする入所2日目

入所2日目は「頭痛の日」といってもよいでしょう。それほどひどい頭痛ではないのですが、頭痛は断食の好転反応と言われていて、1~2日目に症状が現れることが多いそうです。断食して糖質が食事から摂れなくなると、体内で脂肪を分解してケトン体が作られます。糖からケトン体にエネルギー源が切り替わるときに頭痛が起こるというメカニズムらしいですね。人間の体ってすごいですね。

2日目は丹田呼吸法や、道場長である笹田先生の講演を聞きました。1日のスケジュールは下記のような感じなのですが、体操や講義といった任意の参加プログラムがあるんですよ。任意なんで行きたくなければ行かなくてもOKです。こういうところに来てまで「強制」されると、俗世間で抱えがちなストレスをここでも抱えてしまうことになりますもんね。

なお、頭痛のおかげで空腹感はほとんど感じませんでした☺

起床 7:00
巡回 7:15
朝食 7:30~8:15
診察 9:10
健康体操・丹田呼吸法入門 9:45~10:30
講義 10:45~
昼食 11:30~12:00
講義 12:30~
巡回 15:10
丹田呼吸法 15:45~16:30
夕食 17:00~17:30
入浴 17:00~19:30
巡回(入所初日のみ) 18:30
巡回  21:00
消灯  22:00

復食の3日目

特製ジュースによるファスティングは2日目で終わりです。3日目からは復食として、低カロリーのおかずと五分粥が提供されます。

わずか2日とはいえ固形物を食べなかったら、薄い味付けのおかずでもすんごく美味しいんですよね。そして低カロリー食(1食およそ250~300キロカロリー)なんですけど、めちゃめちゃお腹いっぱいになります。シャバであんなに飲み食いしていたのは何だったんだ?という感じです。

復食メニューはこちら。パンとスープは朝食。小松菜の煮物、味噌汁があるのが昼食です。

体が慣れてきたのか、頭痛はこの日にはほとんどありません。久しぶりの食事に、満足感も満腹感もあって、ゆっくり過ごすことができました。

4日目の退所日

4日目は退所の日です。この日は特に診察や測定もなく、朝食(全粥)をすませて速やかに退所します。

この3泊4日で、体重が74.6kgから72.9kgまで落ちました☺

道場では上記のような管理表を、自分で測定して自分で記入することになっています。これ、ダイエットに効果的ですよね。自分の状態を見える化すると、自分に対する健康意識が否が応でも高まりますし、暴飲・暴食の抑制効果もありそうですしね。余談ですが、何を食べたか記録するだけでダイエット効果があるという研究があったりします(クッキーを食べた枚数を記録するだけで、自制心が低い人も早々に満足を覚えるらしいです)ので、こういう管理法は理にかなっています。

奥が深い断食療法

この3泊4日で何がよかったかというと「自分すごいな」と驚いたことですね。正確にいうと「人間ってすごい」という驚きかもしれません。

というのも、断食すると体にいろんな反応がでるんですよ。例えば上述のケトン体のように、飢餓状態を乗り切ろうと、体が自然に反応して、脂肪を分解してくれます。それも本人(自分)の意志と関係なく、自然かつ自動的にこういうことが起きるわけです。普段は意識することはないのですが、我々の体にはこういう力が生まれたときから備わっているんですよね。

自分の中にはこんな驚くべき神秘的なメカニズムが備わっていることに気づくと、その反対に、普段はその素晴らしさには気がつかずに他人の評価で自分の価値を図ろうとしている自分に気づきます。自分の評価を他人にあずけてしまうと、評価されているときはいいですが、評価されなくなるとかえって自信を失ってしまい、振れ幅が大きくなっちゃうんですよね。でも断食をしたら、自分の体の中にプリインストールされている驚くべき機能によって、食べなくてもそう簡単にはへこたれない自分に気づき、他人の評価なんか関係なく「生きているだけですごいな、自分」って思いましたもんね。

どうでもいい自分語りで恐縮ですが、僕は独立してから2年間で7キロ太りました。たぶんこれはストレスが原因です。会社づとめから脱却できて組織でのストレスというものはなくなったんですが、「これから本当に大丈夫だろうか……」というような不安がこんな僕にもありましてね……。その不安から、特に独立したての頃は、暴飲暴食をしてしまっていました。

でも、根拠はないけど、きっと大丈夫なんですよ。食べなくたってそう簡単には死なないし、少食でも満足はできるし、自分の体の中には「生きるチカラ」が溢れているので、闇雲に将来を不安視しても、それの多くは杞憂に過ぎないんだろうな、ということに気づいた3泊4日でした。

もっと自分が備え持つものを信頼して生きてもいいんですよね☺

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