おはようございます！マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。
どうやら今秋、臨時国会が開かれて、平成30年度補正予算案が提出をされるようです。毎年の補正予算では、各種補助金や税制優遇措置などが盛り込まれるのが通例ですが、平成30年度補正予算ではどうなるでしょうか。予測してみます。
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平成30年度補正予算案に関する報道
平成30年度補正予算案に関して報道をしているのは産経新聞をはじめ、フジのグループ会社ですね。今年の猛暑をうけて、全国公立小中学校にエアコンを設置する予算を、平成30年度補正に盛り込むという報道です。
産経新聞記事の中では、このように書かれています。
政府は来年夏までに全ての公立小中学校にクーラーを設置するため、予算措置を図る方針を固めた。秋の臨時国会への平成３０年度補正予算案を提出することを想定する。
報道各社が軒並みに報道している……というわけではなさそうですが、日本テレビも下記のようなニュースを出していますね。
秋の臨時国会はいつ開催されるか
衆議院のホームページで過去のデータを確認すると、 平成29年は9月28日に1日だけ臨時国会が開催されています。平成28年は9月26日から12月17日まで83日間の会期があり、平成28年度補正予算はこの会期中に成立しています。平成26年度は9月29日に開催され、54日間の会期がありました。
これらの実績から見ると、9月下旬（最終週）あたりに秋の臨時国会が開催されるのが通例のようです。ただし今年は自民党総裁選が9月7日告示、20日投開票ですから、この影響を受け、臨時国会の開催は10月上旬になるかもしれませんね。
秋の臨時国会で平成30年度補正予算は審議されるか？
上記の通り、公立小中学校へのエアコン設置財源を補正予算に盛り込むという報道が出ています。また、西日本豪雨の復興財源についても、政府としての方針がまだ不透明であり、野党が臨時国会の開催を要求していますね。こういった背景からも、今秋の臨時国会で補正予算が審議される可能性は大いにありうると思います。
秋の臨時国会で審議される補正予算に、ものづくり補助金等の予算も含まれるか？
平成30年度第一次補正予算の全貌が明らかになってきました。平成30年度補正（平成31年実施）ものづくり補助金は、来年（2019年）の実施が濃厚と思われます。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
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第一次補正予算案全貌かたまる。一般的な中小企業対策は第二次補正か
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これは今の段階では何とも言えません。ただ、平成28年度の補正予算に関していうと、平成28年9月26日に召集された第192回臨時国会で補正予算案が提出され、平成28年10月11日に補正予算が成立しています。この年の補正予算には、ものづくり補助金の予算も盛り込まれていました（予算総額763億円）。平成28年度は第2次補正予算まで組まれました。
これをもって「今年度補正のものづくり補助金も、秋に予算成立する」とは断言はできませんが、前例があるのは確かですね。この時のデータを見ていると、前年度予算（平成27年度補正）によるものづくり補助金2次公募が、平成28年7月8日～8月24日にかけて公募されていますが、その3ヶ月後には平成28年度補正のものづくり補助金1次公募が開始されています。立て続けに行われているといってもいいでしょうね。
そもそも、平成30年度補正ものづくり補助金は実施されるのか？
そもそも論として、平成30年度補正でもものづくり補助金が実施されるのかという疑問もありますが、当社としては「可能性は濃厚」と考えています。その根拠は下記の投稿をごらんくださいね。
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来年(平成30年度・平成31年実施）にも、ものづくり補助金の公募はあるか？
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