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ブログ 仕事・家事・育児の両立

「母親の罪悪感」(Mommy Guilt)と「父親の罪悪感」(Daddy Guilt)

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おはようございます!マネジメントオフィスいまむらの今村敦剛です。

子育てをしていて罪悪感を感じることってありませんか?僕の場合は最近では少なくなりましたが、子どもが産まれた直後はいろんな罪悪感がありました。こういう罪悪感を、アメリカでは「母親の罪悪感」(Mommy Guilt)と「父親の罪悪感」(Daddy Guilt)などと言うそうです(例えば下記のリンクに、米国版ハフィントンポストの記事があります)

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何が「罪悪感」なのか

どういうことが「罪悪感」なのかというと、例えば「手作りのおかずではなくてスーパーの総菜で手抜きをしてしまった」とか「家が散らかったまま片づけができていない」とか「つい子どもを怒ってしまった」といった時に「ああ、自分ってダメな父親(母親)だな……」と感じるようなことを指すようです。父親と母親とでも、抱く罪悪感に違いがみられて、例えば父親は自分の安月給やと仕事が忙しくて家庭を顧みられないことに、より強く罪悪感を覚える傾向があるそうです。

なぜ「罪悪感」を覚えるのか

罪悪感を覚える理由にはどういうものがあるかというと、まずは当の本人(親)の完璧主義的な性格が挙げられるそうです。その他には世間一般に求められる役割(こうあるべき)を親が抱えすぎているという点や、うまくできたことよりも失敗に目を向けてしまうという人がそもそも持ち合わせる性質のようなものが影響していると言われています。僕自身にも思い当たるふしが多い……。

自分で「これはヤバい」と感じたときのこと

かつて僕が罪悪感を強く感じたのは、子どもの夜泣きを止められなかったことでした。夜泣きを止められない自分の非力さに罪悪感を感じていて、ダメな親だと自分を否定していました。そうこうしているうちに結構危ないことを考え出すようになって、夜泣きする子どもを抱っこしながらベランダから投げ落としたい気持ちになったり、口にタオルを突っ込みたい気持ちになったり……みたいなことが頭をよぎるように。そして、そんな危険な考えをしている自分にハッと気づき、「親としてあるまじきこと」と自分を否定し、また罪悪感を積み重ねていくという悪循環でした。(自分が寝ていないというのも、そういう考えに拍車をかけていたように思う)

子どもが産まれた直後にはこういうことが多々あって「なんか自分はヤバいな」と思うようになったので、カウンセリングに通うようになって、こういう思いを打ち明けて受け止めてもらうことで、だいぶ軽減ができるようになりました。

ところで、子どもに対する虐待の理由の一つには、こういう親の罪悪感が限界を超えてしまったというのもあるんだろうなと思うことがあります。だから、子どもの虐待のニュースを見るときに「ああ……これは他人ごとじゃないな……自分も一歩間違えば虐待の加害者になっていたのだ」と思うことがあります。虐待をこの社会からなくすためには、親自身の負担を軽減し、生きづらさがあればそれを癒し、罪悪感から解放することも必要なのかもしれませんね。

そのようなことを思いながら、今月もオレンジリボン運動(子どもの虐待防止運動)に10,000円を寄付しました。この社会から、子どもの虐待が少しでもなくなりますように。。

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